今回は、よくありがちな綿のシャツの襟の黄ばみ落とし。

黄ばみを落とすのには、洗剤だけでは落ち切らないので、漂白剤が必要です。で、この漂白剤の効果を最大限引き出すにはいくつかポイントがあります。

漂白剤を使うときに、常温のお水で使っていたり、ただ塗って洗濯機に入れるだけ、というような使い方をしていないですか??

実はそれだと、漂白剤の効果の10分の1くらいしか引き出せていないイメージです。そんな感じの使い方だと、漂白剤の効果はほとんど出ないまま洗濯が終了し、黄ばみなんかは落ちずに終わります。(まぁ、安全な使い方ではあるのですが・・・・)

漂白剤を使うときのポイントの一つが、温度を上げるということ。プロは漂白剤を使うときには必ず、お湯を使ったり、スチームを使ったりします。なぜ、温度を上げるかというと、漂白剤は温度が上がるにつれて活性化して反応スピードが上がり、黄ばみや汚れに対して非常に強力に働くようになるから。

ただし、温度を上げる使い方は非常に強力になる反面、衣類を痛めやすくもなるので、注意が必要な方法でもあります。

メーカーさんはそういう使い方はしないでくれと言うと思いますし。クリーニング屋さんなども、やめろと言うでしょう。なので、デリケートなもの、失敗が怖いものは専門家に相談することをオススメしますが、僕が救いたいのは「もうどうせ落ちないし、捨てようと思ってた」っていう服。僕は色んな人に洗濯のアドバイスして来たこれまでに「黄ばんだらもう戻らないと思って捨ててしまった」という人にたくさん出会いました。これって僕からしたら、非常に悲しい。。。

どちらにしても捨てる前提ならば、万が一失敗したとしても惜しくはないでしょう?だから、そんな服があればこの方法を一度試してみてほしいのです。

今回のTOMMY HILFIGERの白シャツも古着屋さんが捨てると言ったものを頂いてキレイにしてみたものです。Afterくらいになれば、もう1度や2度着られるんじゃないかな〜。

黄ばみの落とし方も色々あるのですが、今回はエリを部分的に強力に落としていく方法です。

黄ばみごときで捨てられてしまう服を、一着でも救えたら・・・と思っています。

 

|1.

洗濯用固形石けんを塗る。

img_1588

洗濯ブラシでこする。

img_1589

|2

酸素系タイプの漂白剤を用意、粉末小さじ1、液体大さじ3の割合でブレンド。

img_1590

 

|3

黄ばみ部分に漂白剤を筆などで塗り、スチームで温める。

また、ドライヤーなどの乾いた熱は、水分が飛んで漂白剤が高濃度になってしまうので、スチームの様な「湿った熱」を使う。
img_1592

 

|4

ある程度黄ばみが落ちたら、洗面器に張ったぬるま湯にクエン酸をひとつまみ溶かし、漂白剤のアルカリを中和しながらすすぐ。この中和をするときに、一種の漂白作用も得られる。

img_1593

img_1594

 

|5

最後に、いつも通り洗う。

img_1595

 

 

|Before

img_1596

 

|After

img_1597

 

 

※漂白剤使用の注意点!

・漂白剤は必ず「酸素系」タイプを使う。
・シルクやウールなど、タンパク質性繊維には使わない。
・色柄物でも使えますが、色落ちの可能性があるので目立たない場所で必ず一度テストする。
・失敗が怖い場合は自分で無理してやらず専門家に相談する。

 

|動画も合わせてどうぞ!

 

|今回使ったアイテム

●ブラシ
https://www.kanaya-brush.com/products/detail.php?product_id=677

●石けん
http://amzn.to/2cm93v7

●スチーマー
http://amzn.to/2bwvEUA

●酸素系漂白剤
http://amzn.to/2gcDzsq

http://amzn.to/2gcBGMs