
僕のところで売っている洗剤や仕上剤を組み合わせた、マスクの洗い方の公開とマスクの洗濯セットの配布を開始しました。
僕も自分の布マスクをこの方法で洗っていますが、汚れやニオイもよく落ちて、風合いも柔らかく、優しく仕上がる洗濯方法だと思います。
市販の洗剤や塩素系の漂白剤を使ったマスクの洗い方だと、着用中に香料や塩素のニオイなどが気になるという人もいるかもしれません。僕の洗剤・仕上剤はすべて無香料なので、ずっと付けていても香料などで気分が悪くなるといった心配も少ないと思いましたので、マスクの洗濯セットを急遽作り、同時に一部は無料で洗剤を配布をさせていただくことにしました。
※マスクの洗濯セットの無料配布ですが、
※経済産業省によると、「新型コロナウイルスに対して<界面活性剤>で消毒効果が得られる可能性がある」とのことなので、下記に紹介する洗濯方法でもおそらく消毒の効果が得られるものと思いますが、現時点(2020/04/16時点)では確実に効果がある洗い方かどうかはまだわかりませんので予めご了承ください。正式な発表があり次第追記したいと思います。
※2020/05/22追記
2020年5月21日 NITE(ナイト)[独立行政法人 製品評価技術基盤機構]が、新型コロナウイルスに有効な界面活性剤を公表しましたhttps://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200522009/20200522009.html
このページでお伝えしている洗剤には今回発表された界面活性剤は含まれていませんので、やはり過炭酸ナトリウムでのつけおきと併用しての使用が良いと思われます。※ただし、過炭酸ナトリウムについてはまだ検証中とのこと。
現時点(2020/05/22時点)では引き続き、確実に効果がある洗い方かどうかはまだわかりませんので引き続きその点を予めご了承ください。6月に再度検証結果が発表されますので、また追記させて頂きます。
マスクを付けなくてはいけない煩わしい毎日ですが・・・、どうか洗濯によって少しでも心地よく過ごせますように!
※洗剤配布のお知らせ※
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①マスクの洗濯セットにつきましては、有料(888円/送料別)で配布に変更させていただくことにしました。
②無香料の洗剤「ス・普段着用洗剤(Itsumo) 100ml」は、引き続きお一人様1本無料配布とさせていただきます。(送料のみご負担ください)
③過炭酸ナトリウムはセットには入っておりますが、単体での配布を終了します。ホームセンターやドラッグストア、ネットなどで安価で手に入りやすいので、それを買ってお使い頂く方が良いと判断しました。
④繊維保護剤の単体での購入に関しては、当面、通常価格より下げ(660円/送料別)、販売とさせていただきます。
⑤荷姿が「定形外規格外郵便」になったため、当初より送料が少し変更になっています。
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①下洗い
特に汚れやニオイがひどい場合や除菌もしたい場合には、この下洗いの工程からスタートすると良いです。より汚れ落ちが良くなります。不要であれば②洗いの工程からでOK。
洗面器などに40℃ぐらいのお湯を1L用意し、そこに「過炭酸ナトリウム」(酸素系漂白剤として)を5g溶かす。マスクをいれ20分程つけ置きする。(僕は、めんどくさいので翌日まで漬けておいて、②の「洗い」以降の工程は翌日にしています。)
※「過炭酸ナトリウム」は市販もされているので、スーパーやドラッグストア、ネット通販などで手に入ります。
過炭酸ナトリウムじは粉末の酸素系漂白剤として使われる成分です。弱アルカリ性なので、皮脂やタンパク質汚れにも効果的。除菌効果があるので、雑菌臭のような嫌なニオイも落ちやすくなりますし、蓄積して酸化した汚れや、色素にも効果的なアイテムです。
厚生労働省のマスクの洗い方で推奨されている「塩素系」の漂白剤は殺菌力や漂白力が高いのですが、反面、副作用も強いため、色柄の色落ちや変色が起こりやすいです。マスクそのものが色柄ものだと使いにくいですし、着ている服に跳ねたりすると色抜けなどの可能性があります。「塩素系漂白剤」ではなくここで紹介する「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を使うことで、漂白力は落ちますが、その分色柄物に対しても使いやすいです。
※手荒れが気になる場合はゴム手袋を使ってください。
※過炭酸ナトリウムも、おそらく新型コロナウイルスにも有効だと思われますが、現時点では不明です

②洗い
手を洗った後、水を捨て、マスクの水を軽く絞る
※下洗いをしない場合には、↓この工程からスタート。
洗面器にぬるま湯1Lに対して「Itsumo」(普段着用洗剤)を5cc溶かし、マスクを手洗いする。ファンデーションなどの化粧品の汚れが目につく場合には直接塗って優しくなじませた後洗うと落ちやすいです 。
マスクは常に鼻や口に密着しているので、着用中に強い香料で気分が悪くなるということがないようにできれば香料のない洗剤が良いと思います。
僕のとこで売っているItsumoは香料が入っていないので、マスクを洗うのに欲しいという方へ小分けにして無料でお配りしています。→普段着用洗剤Itsumo 100ml ※新型コロナウイルスへの直接的な不活化効果はありません。
香料の少ない衣類用の洗剤、あるいは食器用の洗剤があればそれでも良いと思います!※食器用洗剤は量を少なめに使ってください。

③すすぎ
水がきれいになるまで、何度か水を変えてすすぐ。

④加工
汚れを落とすだけだと、繊維がパサついて毛羽立ってくるので、最後に何らかの加工剤で繊維を保護してあげると良いです。僕は、繊維保護剤というのを使っています。
「繊維保護剤」は、名前の通り繊維を保護します。これにより繊維が柔らかく仕上がり、スベスベと風合いが良くなるのと同時に、繊維のスレや毛羽立ちをおさえたり、汚れが染み込むのをある程度防ぐ効果もあります。柔軟剤よりも肌刺激が少ないのも特徴です。
水がきれいになったら、水1Lに対して、「繊維保護剤」をキャップ半分〜1杯溶かし、マスクに染み込ませる。
※繊維保護剤もお配りしていますが、無料での配布分が終わってしまいましたので有料での配布となっております。スミマセン。。。→繊維保護剤100ml
※マスクの状態に合わせてお好みで使用量を調整してください。毎回使わなくてもOKです。一度使うと数回は柔らかさが続くはずです。
※香料が気にならなければ、柔軟剤やあるいは髪の毛用のトリートメントなどで代用してもいいですが、柔軟剤は肌に刺激になる場合もあるのと、トリートメントは水に溶けにくいのでご注意ください。また、グリセリンなどを水に溶かしマスクに含ませ保湿をするのもありです。

⑤脱水
マスクを取り出し、優しく握って絞る。清潔なタオルを用意できる場合は、タオルで挟んで水気を切ると乾きやすくなるので良い。(僕は清潔なタオルを用意するのがめんどくさいので軽く絞って干しちゃう・笑)

⑥乾燥
形を整え、干す。

⑦仕上げ
仕上げに余裕があれば、アイロンをかける。
繊維の毛羽立ちも抑え、また殺菌の意味も兼ねてアイロンを当て、形を整えるとより清潔に仕上がる。(劣化したり溶けたりしやすいのでゴムの部分やプリントなどがあるところにはアイロンを当てない)

今回の洗剤の配布は、詰めて、梱包して、発送までを基本的に僕一人で行っております。また、容器等の確保と予算の問題もあり、本当に微々たるものしかできず申し訳ありません。ですが、そのほんの少しの分でもお役に立てたらと思っています。
これを受け取られたみなさんが、自分はもちろん、自分の大切な人、
また、布マスクを洗濯して再利用することで、使い捨てマスクがどうしても必要な人(特に医療機関や介護施設など)へ、
コロナウイルスで本当にすべての人が大変な毎日を送っていると思
だからこそ、
僕も引き続き、